八王子・立川・調布・武蔵野・三鷹など多摩地区の旬な話題を発信 たまりばまとめ

2020年の東京オリンピックを待たずして加熱する、日本のインバウンド市場。
2015年度の訪日外国人観光客は、2,000万人の大台を超えました。
先日開催されたG7のサミットで会場となった「伊勢志摩」では、新たな観光ブームが起きるかもしれませんね。

ところで・・・、
海外からの「旅行者」ばかりが注目されていますが、日本に「在住」している外国人の方が、どれくらいいるのか知ってますか？



日本全体では約200万人、東京都全体では約40万人の外国人の方が暮らしていらっしゃいます。

多摩地域だけでも、約7万人の外国人の方が暮らしています。
都内と比べると少なく感じるかもしれませんが、福生市、羽村市、武蔵村山市などの総人口に匹敵する数ですから、決して少ない数字ではありませんよね。

「ひらめ通信」さんが、「外国人人口」ではなく、「外国人比率」という切り口で多摩地域の26市のランキングを紹介されているので、こちらをご紹介します。

多摩地域の外国人

少し前の数字ですが、都内２６市部の外国人比率です。
八王子の場合、概算で学生数１０万人のうち３，０００人程度と約３％を外国の方が占めますが、社会人の方を含めると１％強の数字に留まっています。

2010年の数字なので、現在は多少変わってきているかもしれませんが、1位はやはり「福生市」。
米軍・横田基地もありますし、基地周辺には外国人の方たちが集まるお店も並んでいるので、納得の首位です。

基地のほかに外国人の方が集まっていそうな場所というと、留学生を抱える大学というイメージがありますが、大学が集中する八王子市は「比率」で算出すると15位。
この順位は意外でしたが、総人口が58万人もいるので、外国人の方が約1万人も暮らしていても、全体の中では僅か1%ほどになるようです。

皆さんがお住まいの市の外国人比率はどれくらいでしたか？

「たまりば」には、外国語を学ぶ教室活動をされている方たちのブログや、その活動を紹介するブログがありますので、いくつかご紹介します。
観光客の方だけでなく、身近で暮らす外国人の方とのコミュニケーションを楽しむためにも、外国語にチャレンジしてみては。

西東京市・小平市・奇跡の英語教室アメリカンハウス
2016年４月、かつて大和出版から出した『英会話たったの９０日』を　ROB　HOPEさんの協力を得て書き直し、タイトルも「英語が聞ける話せる90日プログラム」として全国に発表します。 通学は不要です。 毎日３時間、９０日間　合計２７０時間　listen and repeatを繰り返すだけで　皆さんの英語は変化します。１９７５年以来　この２７０時間がもたらす変化を目撃してきました。 奇跡の英語教室アメリカンハウス。

調布市国際交流協会
調布市国際交流協会は、
「国籍や民族などの異なる人々が，互いの文化的ちがいを認め合い，
対等な関係を築こうとしながら，地域社会の構成員として共に生きていくこと」　
をもとに、地域の多文化共生の実現に取り組んでいます。

英語絵本読み聞かせ　ポップアップ
ポップアップとは・・・ポンと飛び出すこと！
私たちも、ご希望があれば、フットワーク軽く、ポンと出前出張いたします！
現在、小学校で英語授業のアシスト、放課後スクールなどで活動中。

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ちなみに、「たまりば」では多摩地域で暮らす外国人の方たちと一緒に、多言語ブログによる地域情報発信の取り組みも行っていきたいと考えています。
一緒にやろうよ！と言って頂ける方がいらしたら、ぜひ、お声掛けください。

八王子ならではの地域資産だ！市内在住の外国人の皆さんと一緒に多言語情報発信へ

「訪日観光客を呼び込め！」というのはわかりやすいテーマではありますが、ちょっと冷静になって考えてみると、日本中の自治体が「訪日観光客を呼び込め！」と言っている中で、「八王子にも訪日観光客を呼び込め！」っていうだけじゃ芸がないですよね。
確かに、高尾山は海外からもたくさんの観光客が来てくれていますが、観光客は数時間～数日しか八王子に（日本に）滞在しませんよね。
東京都心や京都のような、今後も毎年継続的に観光客が「絶対的な観光地」なら話は別ですが、八王子も含め、多くの地方都市ては、「観光客」ばかりに気を取られていたら、流行り廃りの波があって、不安定感が否めません。

じゃあ、安定感のあるインバウンドって何だ？
八王子に住んでもらえる外国人、八王子の大学に留学してもらえる外国人、八王子の企業に就職してもらえる外国人を増やすっていうのは、どうでしょうか？