旧保谷市民公民館での講座で母が作ったひな人形
この人形は20センチほどの高さで、亡き母が当時の保谷市公民館で行われた、木目込みひな人形
作り講座に参加し作ったもので、30年以上経ています。
介護をしていた時に、90歳を超えた母に、今までの嬉しかった思い出を、尋ねたことがありました。
母は、60歳を過ぎて、国民年金が自分の貯金口座に入るようになり、、自分の意志でそのお金を
使えるようになった事が嬉しかったと、語りました。
戦災で全ての財産を失い、3人の子育てを終えても、家計のゆとりは少なく、自分の楽しみへの
お金使いは、なかなか出来ずに過ごしていました。
入った年金のお金で、受けたいと思っていた材料費の掛かる人形作り講座を、遠慮なく受ける事が
出来て、とても嬉しかったそうです。
人形の前の小さな飾り物は、伊豆稲取のお土産で、俵ネズミと、巾着です。
俵ネズミは、金運があるようにとの願い・巾着は、お金に困らないようにとの、願いが込められて
いると聞き、買い求めました。
2月の河津桜を見物に出かけると、いつも稲取温泉で行われる雛のつるし飾り祭り に立ち寄って
おり、あるとき母のひな人形へのお土産にと、求めたものでした。
ひな祭りの前に、この人形を飾り付けますと、懸命に私たちを育ててくれた母が偲ばれます。
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