笑って話せる失敗談がありますか?子ども教育デザイン☆レター
*「『100点でなくても…』」より転載
元小学校の先生が送る「子ども教育デザイン☆レター」
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新学期も2週目です。
お子さんは新しい環境に
慣れたでしょうか?
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『100点でなくても…』
私は小学生の時、勉強がとても苦手でした。
特に漢字は大の苦手で、
20点や40点がしばしば。
テストを返されるたびに
とても暗い気持ちになったのを覚えています。
そんな私が教員になったのだから大変です。
黒板に間違った漢字を
書いてしまったことが何度もあります。
即座に子どもたちが
「先生、違う!違うよ!」と指摘します。
すると別の子が
「あれ、本当だ!」
でも、中には
「先生も一生懸命やっているんだから
そんなことを言うな!」
優しい助け舟を出してくれる子もいました。
(心の中は複雑でしたが…笑)
授業から脱線すると
子供時代の失敗談をよく話をしました。
・体育が大の苦手で、
運動会のかけっこでは5等か6等だったこと。
・声が小さくて5年の時に先生につけられたあだ名が
「おかま」で、女子からも呼ばれるのがつらかったこと
・中学生の時に、つっぱりのT君に、廊下で会うたびに
けっとばされて、学校に行くのが恐ろしかったこと。
下村少年のちょっと恥ずかしい過去の話を
子どもたちは笑いながら、
とても真剣に聞いてくれました。
「先生、そんなことがあったんだ~」
「大変だったね」
子どもたちは、私の恥ずかしい話を
受けとめてくれました。
子どもたちのやさしさに、どれだけ癒されたでしょうか?
完璧ではない自分を語る教師としての私に
子どもたちは親近感を寄せてくれました。
「できる人」もステキだけど、
「できない人」が、それを隠さずに
生きることもステキだね。
子供たちとの学校生活の中で
そんな大切なことを教わりました。
そんなこともあってでしょうか。
私が担任するクラスは、
安心して失敗できる学級になりました。
ミスを気にしないで、
ミスをドンマイと励まして
明るくチャレンジする子どもがたくさんいました。
一年間一緒に過ごした「彼ら・彼女たち」は
今でも、私にとって大切な仲間です。。
*****
子ども達は、学校でも家庭でも
よく「完璧」を求められます。
「90点」でも「100点」を…
「もっとできる!」
「もっといい子に!」
「もっと優しく!」
でも、私たちはそれほど完璧なのでしょうか?
完璧ではない人間らしさが
もしかすると、私たちの魅力かもしれません。
春の雨を見つめながら
担任した子供たちのいろいろな表情を
思い出しました。
【今日の魔法の質問】
Q1 人に笑って話せる、どんな失敗談がありますか?
Q2 完璧ではない自分を許せたら、どんないいことがありますか?
(答えはすべて正解です。答えが出なくても、それも正解です。
紙とペンを使って、実際に書いてくださいね。)
みなさんの答えを
教えてください。
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【しつもんワークショップ開催します】
『親子のコミュニケーションについて、学びませんか?』
4月18日(土)@東京・八王子 ※託児付き※
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(こんな方にオススメ)
・子どもと言い争いをしたくない。
・子どもが自分からよく考えて行動してほしい!
(こんな効果があります)
コミュニケーションは、机上では学べません。
実際に体験して、お互いにシェアすることで
多くの気づきがあります。
しつもんコミュニケーションを学ぶと
家庭内が明るくなります。
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【あとがき】
完璧な人は誰もいません。
だから肩の力を抜いて
自分らしく……。
素敵な一週間をお過ごしくださいね。
子ども教育デザイナー
下村健士
⇒「子ども教育デザイン☆レター」を読む
【「子ども・教育」に関連するたまりばのブログ記事を読む】
・勉強は何のためにするのか
・子供が勉強嫌いから脱却する方法
・中学生

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