八王子・立川・調布・武蔵野・三鷹など多摩地区の旬な話題を発信 たまりばまとめ

第42回を迎える「八王子いちょう祭り」は、全国でも数少ない民間・市民が中心となって開催している市民手づくりのお祭り。
コロナ禍で例年通りの企業協賛を集めることが難しく、クラウドファンディングで支援を募っています。



昭和2年から4年にかけて、八王子市追分町交差点から高尾駅入口まで約4kmにわたる甲州街道の両側に、大正天皇陵造営の記念樹として約770本のいちょうの木が植樹されました。「八王子いちょう祭り」は、その黄葉の時期に合わせて開催されています。町の活性化や、老若男女すべての人たちが楽しく黄葉を眺めながら元気に歩くことが開催の目的。

今年は全体規模を縮小しながらも、「関所オリエンテーリング」、スマホを使った「むーちゃんスタンプラリー」が行われるほか、観光物産展や世界・全国のご当地グルメ屋台が出店します。
関所オリエンテーリングは、追分関所から小仏関所まで、約5.5km（約8,000歩）を歩き、通行手形にスタンプを集めます。
むーちゃんスタンプラリーは、昨年より内容を拡充して開催。昨年6月に高尾山を題材にした地域型ストーリーが「日本遺産」に認定されたことを受け、その構成文化財を巡ります。ルートマップにあるスポットは全38カ所、総距離は94.5km！スマートフォンのGPS情報を使ってスタンプを集め、その数に応じて景品に応募できます。

クラウドファンディング
八王子いちょう祭りは昨年、コロナ禍で初めてクラウドファンディングを行い、無事に開催。今年は感染拡大の影響により、昨年よりも深刻な資金不足に陥っています。同イベントの主催は民間・市民。行政主催ではないため、一度開催が途切れてしまえば次年度以降の継続が困難になる可能性もあります。
街の歴史と文化を次世代に繋いでゆくため、またいちょうの黄葉の力で人々に上を向いてもらうため、「八王子いちょう祭り」の開催継続にぜひご協力ください。

プロジェクトには40人以上から約50万円の支援が集まっていますが、目標金額の200万円目標には届いていません。
リターン品は、八王子の関所になぞらえた「特別手形」や、うかいペアお食事券などが用意されています。

八王子いちょう祭り開催日時
出店ブース：11月20日(土) 9:00～16:30　11月21日(日) 9:00～16:00
関所オリエンテーリング：11月20日(土)、21日(日）9:00～15:30
むーちゃんスタンプラリー：10月9日(土)～11月30日(火) 6:00～20:00

市民手作りの祭典「八王子いちょう祭り」をずっと守りたい！／CAMPFIRE（クラウドファンディングサイト）
八王子いちょう祭り公式サイト
むーちゃんスタンプラリー